2009年02月28日

社会起業家は語るものでなく実践するもの

最近、海外のsocial ventureの事例なんかを見ながら、
将来のことを考えたりしているのですが、
海外の事例をすっごく詳しく調べて取り上げている日本人の方の
ブログを参考にさせていただくことが多いんですね。
そこで感じたことを一言。


社会起業家やsocial ventureは論じるものでなく、実践するものですよ
一緒に一歩踏み出しませんか


社会起業家って、「社会問題を事業で解決する」アイデアを生み出す人ですので、
何か特別なことをする人として取り上げられていますが、
何のことはない、「誰か困っている人のために手を貸すこと」を
とことんやりつくす人、と理解しています。


今まで手を貸すためにはボランティアの人にお願いしたり、
寄付をもらって人やお金といった資源を獲得していたものを、
ビジネスとして調達できるようにしたものがsocial ventureないし、
social enterpriseと呼んで注目しているに過ぎないと考えます。


ですので、電車で座っていて妊婦さんやじいちゃんばあちゃんを
見かけたら席を譲るとか、
ごみが道端に落ちていたらゴミ箱に捨てるだとか、
電気を消し忘れている部屋があったら消していくだとか
(知らぬ間に電気を消しておくと困るケースもあるかもしれませんが)、
近所のこどもがうまく縄跳びを飛べないなら教えてあげるだとか、
そういうこと一つ一つを行動していく人はもうすでに「社会起業家」
なのだと思うんです。


身近な一つ一つのことをクリアしていくと、個人では解決できない問題に
ぶつかります。
そのとき仲間を集めたり、組織を作ったりして行動していくのが
社会起業家さんたちであって、つまるところ、身近な一つ一つのことを
放っておかないでとことんやりつくすと決めた人が「成功した社会起業家」
として注目されるんですよね。


僕が読んだブログの作者さんたちが「成功した社会起業家は周りの
援助の恵まれていた」とか「華々しい学歴・経歴を持っている」と
書いていて、何か自分とは遠いことのように書いていましたが、
なんだかもったいないなぁ、と思いました。


まずは一つ一つ取り組んでいきましょ。
それが積もり積もって大きな流れになっていくんですから。
posted by Vicky at 16:04| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 非営利組織 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
びっきさん、お久しぶりです!

>身近な一つ一つのことをクリアしていくと、個人では解決できない問題に
>ぶつかります。
>そのとき仲間を集めたり、組織を作ったりして行動していくのが
>社会起業家さんたちであって、つまるところ、身近な一つ一つのことを
>放っておかないでとことんやりつくすと決めた人が「成功した社会起業家」
>として注目されるんですよね。

ここ、思考の枠が一つはずれた気がします。
すばらしい気付きをありがとうございました :)

また、お話しましょう。
Posted by あーちゃん at 2009年02月28日 23:41
>あーちゃん
コメントありがとう!
少しでもあーちゃんの起こすアクションを手助けする一端を担えたなら、
このブログを書いた甲斐がありました!

いのけんMLで相変わらず元気に活発に動き回っている様子を伺っていますが、
ぜひ対面で会って語り合いましょう!!
Posted by vicky at 2009年03月01日 01:09
ご無沙汰です

仰るとおり、です。が。。。

もっと言えば、社会起業家とは、
「本来、全ての起業家、事業家がそうである、そうでなければならない」
のだと、私は思っています。

ただ、世の中には、欲得に惑わされときに怠惰や邪悪に手を染める人間も多いのでは、ありますが。。。

松下幸之助も、
本田宗一郎も、
今日で掲載が終わった「私の履歴書」のドトールコーヒー創業者の鳥羽博道も、

誰もが讃する経営者は「会社は公器」を意する言葉を残しています。そしてそれを実践してきた、それが社会に認められたからこそ、この困難な時局でも支持され繁栄しているのだと、思います。

社会起業家とかソーシャルアントレプレナーなどという言葉に、間違っても踊らされいい気になっては、なりません。
それは、当然当たり前のことなのですから。。。

会社という字は、社会と書くのです。
会社とは、社会のためにあるものです。
Posted by 杏 at 2009年03月01日 01:26
>杏さん
コメントありがとうございます!

>もっと言えば、社会起業家とは、
>「本来、全ての起業家、事業家がそうである、そうでなければならない」

なるほどー、杏さんにとっては全ての起業家・事業化が対象になるのですね。


僕にとって社会起業家は「誰かが困っている」ということを前提に事業を組み立てる人間だと思っています。


困っているわけではなく、でも「こうなったらいいかも、喜んでもらえるかも」と思って事業を組み立てる人が、僕にとっては起業家・事業家です。


それはそれでいい気がするんですよね。
香水とかなくても死ぬ人はいないと思うんですけど、きっと生きることにゆとりをもてない人は出てきてしまうでしょうし、そう考えると、完全によいことをしていない企業を探すことのほうが難しくなってくるように思います。


うーん、難しいですね。
Posted by vicky at 2009年03月01日 01:42
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